【vol.113】日銀 マイナス金利政策を解除 異例の金融政策を転換
一般社団法人 日本私産運用協会の事務局です。
日銀は、19日まで開いた金融政策決定会合で、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めました。
日銀による利上げはおよそ17年ぶりで、世界的にも異例な対応が続いてきた日本の金融政策は正常化に向けて大きく転換することになります。
我々の身近なところでプラスに働くのが、預金の金利が上がることです。
大手銀行が預金金利の引き上げを発表しています。
三菱UFJ銀行 0.001% → 0.02%
三井住友銀行 0.001% → 0.02%
とはいえ、有力紙ニューヨーク・タイムズが伝えているように欧米との政策金利の差は4〜5%と高いので、欧米が利下げを始めても日本の投資家にとってはなお、海外が魅力的に映りますね。
また住宅ローンなども上がるので、家計の見直しを検討する方も増えるのではないでしょうか。
この世界的に見ても歴史的な転換において、ご自身の私産をどのように守り、運用していくか、あらためて考えていきたいところですね。
NHK NEWS WEBより抜粋 (2024年3月20日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014395131000.html